羽毛布団の正しい使い方

初めに・・・

ふとん伊月徳島店のホームページをご覧いただきまことにありがとうございます。
現在ご覧いただいているページ「羽毛布団の正しい使い方」は、羽毛布団の側生地に天然素材100%(綿や絹など)を 使用しているものを主に対象としております。是非ご参考にして下さい。
※羽毛布団の側生地の割合がポリエステルが多い商品は、使い方が異なる部分がございます。

購入後初めての使用時 〜ケースの中ではお布団はペッタンコ!〜

羽毛布団を購入してすぐは、空気を抜いた状態で専用のケースに入っていることがほとんどです。
羽毛はたっぷり膨らんだ空気の中に人間の体温を吸収し暖かさをキープします。使う前には十分に膨らませてからご使用ください。

よくある間違った羽毛布団の使用方法

1.化学繊維毛布の使用方法

ポリエステルやアクリルなどの化学繊維の毛布(特殊加工品は除く)は人と羽毛布団の間に入れないでください。 化学繊維を使った毛布を間に入れてしまうと羽毛が吸収すべき人の熱量を、毛布に阻害される事になり、 羽毛布団の暖かさを遮ります。化学繊維の毛布を使用する場合は羽毛布団の上から掛けるようにしてください。
天然繊維の毛布(綿毛布やシルク毛布など)は羽毛布団との間に入れてご使用ください。
※羽毛布団の側生地の割合がポリエステルが多い商品は、化学繊維の毛布を間に入れる方が暖かい場合がございます。

2.パジャマの素材について

寒がりの方がよく言われるケースが、寝る時のパジャマにフリース等の化学繊維素材の物を着用しているケースです。
フリースを着て寝るのは、化学繊維の毛布を内側に入れて使っているのと同じ状態になっていますので、羽毛布団の暖かさを遮ります。 寝る際は天然素材の物を、着用して羽毛布団を使用していただくと効果的です。

羽毛布団自体は暖かい物ではありませんが、先ほども述べましたように羽毛布団は布団の中でたっぷり膨らんだ羽毛が、人間の体温を 吸収することにより暖かくなります。羽毛布団の特長として、吸湿・発散に優れ、他の冬の掛け布団に比べ、体に沿ってくれます。
冬場、お布団に入ったすぐは寒く感じますが少しずつ暖かくなり、朝には快適な温度・湿度で気持ちよく眠れていると思います。

3.カバーの素材について

カバーは必ず掛けてご使用ください。詳しくは後述の〜羽毛布団におけるカバーの重要性〜で記載いたしますが、 羽毛布団の側生地が天然素材の場合は必ずカバーのほうも、綿100%等の天然素材の物にしないと羽毛布団自体の暖かさが遮られてしまいます。
羽毛布団の側生地の割合がポリエステルが多い商品の場合、実店舗内ではフリース素材のカバーをお勧めしています。(一部商品除く)

羽毛布団1枚で寒いと感じた場合 〜寒い冬にぬくぬく編〜

1.もう一枚上に掛ける場合

羽毛布団1枚で寒く感じた場合は、上から化学繊維の毛布を掛けてもらっても大丈夫ですが、注意点として軽い毛布を使用することを オススメします。重い毛布の場合、羽毛が押しつぶされ、十分に膨らまず暖かさが減少してしまう場合があります。
もちろん、羽毛肌掛布団や綿毛布、真綿、シルク毛布などの天然素材の物は内側に入れても問題なく使用して頂けます。

2.下からの冷え対策を考える

もし、掛布団のほうに何枚重ねても寒い場合は下の部分を考えてみてください。 寒さは上からくる寒さと下からくる寒さの種類が違いますので、下を対策することをお勧めします。
マットレスを1枚敷くか、暖かい敷パッドを使用するとかで対策してみてください。

3.低体温の人に関する対応策

羽毛はたっぷり膨らんだ空気の中に人間の体温を吸収し暖かさをキープするものです。 使う人の体温が低ければ、お布団自体もなかなか温まりません。対応策としては、就寝前に電気毛布や布団乾燥機であらかじめお布団内を温めておくか、 温熱敷布団で温めて眠られるかがオススメの対応策です。
当店では温熱敷布団では、乾燥肌にも好評な、京都西川さんのローズテクニーをオススメしています。

ぬくぬく

羽毛布団におけるカバーの重要性

やわらかい羽毛布団の側生地を気に入り、カバーをせずに直接掛けて使いたいと言われる方もいらっしゃいますが、長年使い たいのであれば、必ずカバーを掛けてご使用ください。

羽毛布団の中の羽毛は大変デリケートで繊細です。人間の脂分が付くと少しずつ膨らみが出なくなっていきます。
また少しでも側生地にキズが付くと中から羽毛が噴き出してしまいますのでそういった予防の為にもカバーは必ず掛けてご使用ください。

1.衿カバーを使用する場合

汚さないようにと、エリカバーを使用される方もいらっしゃいますが、羽毛布団に縫い付けたり、安全ピンで止めたりするのは絶対にしないでください。

2.カバー素材の種類

カバーの種類によっても暖かさは大きく変わってきます。 側生地が綿100%等の天然素材の場合は、ポリエステルやフリースのカバーは避け、綿やシルクなどの天然素材のカバーを使用してください。
綿100%の物でも羽毛布団の側生地に近い80サテンや60サテンのカバーは気持ちイイ肌ざわりで羽毛布団本来の暖かさを十分に発揮できます。

真冬に布団内が温まるまで少し時間がかかるのが苦手な方には綿毛布カバーといったアイテムもあります。 少し重くなってしまいますが、お布団に入った瞬間の冷たさがないと店舗でも好評です。

羽毛布団の使用できる季節

よく羽毛掛布団は「オールシーズン使えますよね?」と聞かれます。側生地が天然素材の羽毛布団は湿度・温度調節の幅が広く、 気温に合わせておふとんが柔軟に対応してくれます。
しかし、日本には四季があるので、季節に応じて、羽毛掛布団、羽毛合布団、羽毛肌布団とシーズンごとに分けて使って頂くことがベストです。

シングル羽毛充填量目安
冬用-羽毛掛布団 1.0〜1.5kg  春・秋-羽毛合布団 0.6〜1.0kg  夏-羽毛肌布団 0.2〜0.5kg

そよそよ

羽毛布団を長く使うための正しいお手入れ方法

〜羽毛布団の干し方〜

おふとんを干したとき、皆さんおふとんを布団たたきでパンパンと叩くイメージがあるかと思いますが、 羽毛布団を叩いてしまうのはNG行為なので、布団たたきなどで叩くのはやめてください
叩いてしまうと中に入っているせっかくの羽毛が切れてしまい羽毛布団がダメになるのが早くなってしまいます。

天気の良い日に日干しする!(羽毛布団によっては日干しはできず陰干しがいいものもあります)
その時の注意点として真夏の太陽光の暑い日に長時間干すのは避ける。
時間としては2〜3時間ぐらいが良いかと思います。
また、干すときはカバーをしたままを推奨! なぜならカバーはずしてしまうと、もし不注意で側生地が破けてしまったら大変です!中から羽毛が吹き出てきてしまいます。

干す

〜良質な羽毛布団の洗濯方法〜

良質な羽毛布団の洗濯を考える際は、ご家庭では洗濯せずクリーニングにだしてください。良質な羽毛布団を洗濯機で洗うと中の羽毛が偏ったり、 千切れてしまう可能性があるので、洗濯機のご使用はお避け下さい。

羽毛布団に、人の汗等以外の汚れが付いてしまった(ジュースなどをこぼしてしまった)場合は必ずクリーニング店に出して下さい。
人の汗等以外の汚れを放置しておくと、そこからカビ・ダニ等が発生する原因となります。

クリーニングの仕方によっては、かさ高が極端に変わる事もありますので、必ず専門のクリーニング店に出して下さい。

〜羽毛布団の収納・保管方法〜

圧縮袋等、圧縮した状態で長い間保管しておくと、お布団のカサが戻ってこない場合があるので、ご使用はお避け下さい。

羽毛は湿気を嫌いますので、収納する際は布団を干して湿気をなくしてから、通気性の良いケースに入れて押入れの上段に収納して下さい。 ケースに入れずにそのまま押入れなどに収納する場合は、カバーを掛け、他の布団の下敷きにならないように注意してください。