羽毛布団Q&A

羽毛布団の基本Q&A

Q.羽毛布団ってなぜ人気なの?
A.羽毛布団は基本的に水鳥の羽毛を使用したおふとんです。軽くて体にピッタリとフィットし、保湿性・吸湿性・放湿性に優れているので、 非常に暖かいのにさわやかなので人気です。また、お手入れが簡単なのも人気の理由です。

Q.羽毛布団と羽根布団って何が違うの?
A.羽毛布団とは水鳥の胸あたりに生えているダウンと呼ばれる部分を50%以上使用したおふとんで、 羽根布団とは羽に生えているフェザーと呼ばれる部分を50%以上使用したお布団のことをいいます。 羽毛布団と羽根布団では性能に大きな差があります。

羽毛布団の原毛Q&A

Q.羽毛布団に使われている水鳥ってどんな種類の鳥が使われているの?
A.ダック(アヒル)とグース(ガチョウ)の二種類が使われています。
グースのほうがダックに比べて体長が大きいので大きいダウンが採取されやすいです。 臭いも雑食性のダックに比べ、草食性のグースのほうが少ないので、良い羽毛布団に使われていることがおおいです。

Q.マザーダック・マザーグースって?
A.羽毛布団のダウンは通常、食肉用(北京ダックやフォアグラ)の副産物なので生後数か月の状態でダウンも採取されますが、 マザーの場合は選ばれた良質な鳥を、子(タマゴ)を産める状態まで大きく成長させた鳥のことです。 成長すると体長も大きくなりますので、ダウンも大きいものが採取されやすくなります。

Q.アイダーダウンって?
A.アイダーダウンとはアイダ−ダック(毛綿鴨)の巣から摂れるダウンです。 アイダーダックはアイスランドやグリーンランド地方のような極寒の大自然にのみ生息しています。 その希少性と群を抜く高品質から羽毛の王様とも言われているほどです。

Q.よく表示でダウン、グースダウン、マザーダック、マザーグースのを見るけど、どれがいいの?
A.ダウンとだけ書かれている場合、ほとんどはダックダウンのことを指します。
一般的にダックダウン<マザーダック<グースダウン<マザーグースですが、 育て方等も関係しますので盲目的だけでは上記の基準を信頼することはできません。

Q.育て方が違うと、どう変わるの?
A.前述しましたが羽毛布団のダウンの多くは食用の副産物です。そのため早く成長させるように、 成長促進の餌を大量に与えられた鳥と、放し飼いで自然の餌を中心に大切に育てられた鳥とでは、 栄養バランスの関係で羽毛の耐久性や臭いが大きく変わってきます。
これはラベル表示だけでは、わからない非常に重要な部分です

Q.羽毛の産地はどこの物がいいの?
A.寒い地域の、ポーランドやハンガリー、ロシア、ウクライナ、カナダなどは有名です。 ですが鳥の毛を刈る時期が重要ですので、一概に優劣がつけられません。

Q.毛を刈る時期って重要なの?
A.暖かい時期だけを越した鳥よりも厳寒の地で寒い時期を乗り越え、 たくましく育った鳥の羽毛ほど良質な羽毛を採取できます。 大きく成熟させ、密度がしっかりした羽毛でなければ、 水鳥自身の体温を厳しい冬の寒さから守ることはできないからです。

羽毛布団のダウンQ&A

Q.羽毛布団のダウン○%とはどういう意味?
A.ダウンとフェザーの混合割合です。ダウンの比率が高いほど暖かく良い羽毛布団になるものが多いです。 ですがこれもダウンの質・メーカー各々の基準によって変わりますので、盲目的にその基準を信頼しないでください。

Q.かさ高って?
A.羽毛布団でいうかさ高とは、羽毛の品質をあらわす値の1つで羽毛の厚みや量のことではありません。
かさ高はJIS(日本工業規格)で定められた羽毛のかさ高性試験の結果得られた値で羽毛の膨らむ力の強さを数値化したものです。
2012年4月より新しい基準表示ダウンパワーになりました。

Q.ダウンパワーって?
A.2012年4月よりもちいれられた羽毛布団の基準です。
ダウンパワーとは、羽毛のふくらみを数値化したもので、数値が大きいほど大きくふくらむことを表し、高品質な羽毛となります。 JIS L-1903のかさ高性試験方法で測定され、ふとんの中の羽毛と同程度の圧力を掛けた際の、 1gあたりの体積(cm3/g)がダウンパワーの数値です。

Q.ゴールドラベル(品質保証ラベル)について教えてください
A.ゴールドラベル(品質保証ラベル)は日本羽毛製品協同組合が発行しています。 これは、日本羽毛製品協同組合の品質基準(組成混合率、かさ高性、清浄度など)に合格した良質の羽毛原料と優良な側生地を使用し、 適正な縫製で仕上げられた羽毛ふとんであることを表します。また、使用されている羽毛の品質性能を表す意味もあり、 「ニューゴールド」「エクセルゴールド」「ロイヤルゴールド」「プレミアムゴールド」の順に要件を満たす羽毛の品質 (ダウンパワー)が高くなります。 マップ

Q.西川商品にはゴールドラベルはあまり見ないのですが?
A.西川には厳しい独自の基準(通称:西川基準)があるためつけてないことも多いです。

Q.羽毛の充填量はシングルならどのくらいが適量?
A. 一般的な羽毛掛布団の場合、シングルなら現在は羽毛原価の高騰もあり1.1sの物が多いです。 以前は1.3sが主流でした。ですのでオススメは1.2s〜1.4sになります。
ダブルの場合は1.5kgのものが多いです。以前は1.7kgが主流でした。ダブルなら 1.7s〜1.9sがオススメです。

Q.洗浄ってなに?
A.羽毛についている小さな毛や汚れなどの不純物を洗い流し、より衛生的な羽毛になり、 汚れとともに強度の弱い羽毛は千切れてなくなっていき、小さくなっていきます。 その中で生き残った羽毛は、 暖かく千切れにい寿命の長い羽毛布団ができます。 逆に洗浄を減らすと、上記画像のような不純物が残っている羽毛は、かさ高は出るが暖かくなく、 すぐにヘタる寿命の短い羽毛布団になってしまいます。

羽毛布団の側生地Q&A

Q.ポリエステルの生地は良くないの?
A.軽さを重要視する方にはオススメですが、通気性、放湿性には優れていないので、一般的にはあまりオススメはできません。 やはり通気性、放湿性に優れている天然素材の側生地をオススメします。 しかしポリエステルの中にも中空素材をつかったものもあり、そちらは通気性、放湿性にも優れています。しかし、 安価な商品にはまず使われていませんのでご注意ください。

Q.綿でも超長綿っていうのはなに?
A.綿の種類の一つで、綿花からとれる非常に長い繊維のことです。 繊維長(せんいちょう)が35mmを超えるものをいい、この糸で織ると、しなやかで、光沢があって、肌触りのいい布地ができます。
特長としてソフトでしなやかな感触で光沢が艶やかで上品な仕上がり、また通気性・放湿性やドレープ性も優れています。

Q.超長綿で使われている60サテンや80サテンってどういう意味?
A.60、80とは使用している番手の糸のことです。番手数が大きいほど細い糸で作った生地となり、 きめ細やかで滑らかな生地となります。
※番手とは・・・糸の太さを表す単位です。番手数が大きいほど細い糸となります。

Q.綿のほかにどんな生地があるの?
A.以前はシルクなども多かったです。最近はシノン(プロミックス繊維)やリヨセル(テンセル)などの側生地もでてきました。
しかしまだまだ羽毛布団の側生地は綿とポリエステルがほとんどです。

羽毛布団のキルトQ&A

Q.タタキキルトの特徴について教えてください?
A.羽毛布団の表と裏の生地にそのまま縫い付けるので、そのキルト部分には羽毛が入ることができず、 熱が逃げやすくなってしまう構造になっています。羽毛の肌布団などによく見られるキルトタイプです。

Q.立体キルトの特徴について教えてください?
A.羽毛の暖かさと軽さを活かす元来からある最もスタンダードでポピュラーなのがこの立体キルトタイプ。
羽毛が全面に行き渡るようにしてあるので均一性を保ち熱が逃げるのを防ぎます。フィット感も十分です。
アイダーダウンなどの最高品質のダウンを使用する際には、あえて特性を存分に発揮できる立体キルトにする場合が多いです。
コチラの立体キルトは、寝返りがしやすいので、軽い羽毛布団をお求めの方にオススメです。

Q.二層キルト(ツインキルト)の特徴について教えてください?
A.表生地と裏生地の間に生地を一枚いれ上下2層にしたキルト方法です。 また上下でキルティングをずらしているので羽毛の偏りをより軽減してくれます。
立体キルトに比べ生地が一枚多い分、少し重くなりますが、ツインキルトのほうがかさ高がでやすく、 フィット感もより体にぴったりとしてくれるのでより暖かく使っていただけます。 最近の流行のキルトタイプです。
コチラの二層キルトは、羽毛がより偏りにくいので、肩口が寒がりな方にオススメです。

羽毛布団のメーカーと工場Q&A

Q.西川って1つじゃないの?
A.西川産業(東京西川)、西川リビング(大阪西川)、京都西川と3つあります。 ほかにはムアツ布団で有名な昭和西川というところもあります。 ですのでひとえに西川といってもそれぞれの会社に特徴はあります。

Q.西川以外のメーカーってどこがあるの?
A.ロマンス小杉やサンモト、山甚物産(ISO9001取得)などは西川に次いで有名です。

Q.有名メーカーは必ず安心できる?
A.現在では大手メーカーでさえも、ホームセンター用の工場・量販店用の工場や百貨店・ブライダル用の工場等々用途によって工場を使い分けています。
そこで見るべきポイントはメーカーとその工場を2個セットで注目してください。

Q.なぜ工場も注目するのか?
A.メーカーは独自の厳しい基準を持っていますが、製品を作る工場それぞれにも基準があります。 取り扱う材料の基準もそうですが、製造する縫製の職人さんの技術も大きく違います。
当店では、良い材料を使ったものに関しては、技術能力の高い職人さんが働いている、 ブライダル用品を作っている工場にお願いするようにしています。
もちろんその場合は、加工代も通常の工場よりもコストは高くつきますが、 良いものを作るためには、職人さんの技術も欠かしてはならない不可欠な要素です。

羽毛布団の価格Q&A

Q.一昔前に比べて羽毛布団って安くなりましたよね?
A.安い羽毛布団が出てきたというだけで、良い羽毛布団の値段はそんなに変わっていませんでした。
しかし実は2000年代半ばの安値をピークに原毛の値段が徐々に上がっていました。それが現在、 さまざまの条件が重なって原毛の価格が値上がりしています。

羽毛布団の使い方Q&A

Q.カバーはつけて使ったほうがいいの?
A.羽毛布団を長い間つかうためにもカバーはつけてください。 布団を干すときも、傷をつけてしまわないようにカバーを付けたまま干すことをオススメします。

Q.どんなカバーでもいいの?
A.羽毛布団の側生地が天然素材の場合、羽毛布団の良さを生かすためにも綿100%など天然素材のカバーをオススメします。 羽毛布団の側生地が化学繊維の場合、寒い時期はフリースカバーをオススメします。

Q.毛布を使う場合は羽毛布団の上と下どっちに掛ければいいの?
A.毛布を羽毛布団の上にするか下にするかは、羽毛布団の側生地の素材や、毛布の素材により違ってきます。
羽毛布団の側生地が天然素材(綿やシルク)の場合
当店では、羽毛の特徴である温度調節を活かすために、毛布が化学繊維(ポリエステルやアクリル)のタイプなら、 羽毛布団の上に掛けてご使用することをオススメします。 羽毛の膨らみを潰さないよう軽めの毛布を推奨します。 天然繊維の毛布(綿やウールなど)なら羽毛布団の下でも問題ないので、良いかと思います。
羽毛布団の側生地が化学繊維を多く含む場合(特殊なタイプは除く)
内側に毛布(化学繊維、天然繊維問わず)を羽毛布団の下に入れて使う事により、寝返りの際のふとんとの隙間を埋め 外からの冷たい空気を遮断してくれるため、羽毛布団の下に入れてのご使用をオススメします。

Q.羽毛布団は日陰干しのほうがいいのだよね?
A.質の悪い羽毛布団は日干しはできませんが、質の良いものは日干ししても大丈夫です。
日干しのほうが太陽の光を浴びてより気持ちよく使っていただけます。 夏など日差しの強い日は2〜3時間程度にしておいてください。

Q.布団叩きを使ったらダメってホント?
A.羽毛布団を叩くのは絶対にNGの行為です。叩けば叩くほど中のダウンが千切れてしまいますので、 へたりが早くなってしまいます。ですのでふとん叩きは使わないでください。
小さなお子様がいる場合は羽毛布団の上で跳ねたりしないように注意してください。

Q.家で洗えますか?
A.良質の羽毛布団を家で洗ってしまうと、うまく中の羽毛が乾かせないため寿命を縮める原因になってしまいます。 羽毛布団を洗いたい場合は、せっかくの良い羽毛布団は長く使うためにも信頼できるクリーニング店出すことをオススメします。

Q.リフレッシュて何?
A.良い羽毛布団の場合、中身の羽毛より先に側生地が破れてきて中身の羽毛が吹き出してきてダメになることが多いです。 そんな時はリフレッシュといって外の側生地をかえて新たに使えるようすることです。買い替えるより安価にできるので、 良い羽毛布団をご購入の際は買い替えではなく、リフレッシュをオススメします。